2019/02/22
この世界初の記憶法はイメージ記憶術とは全く異なります。
人間の本来持っている器官を活かし能力を開発できます。
私が注目したのはふたつの器官です。
脳内の記憶をつかさどる海馬
ひとつ目は海馬です。
私は、大脳についての研究を重ねてきました。
そして、人間の脳内にある海馬という部分に記憶法のカギを見出したのです。
それは、海馬内でシータ波が発生すると海馬内のニューロンが一生を通じて増え続けるという事実です。
お腹の中にも脳を発見
ふたつ目は皆様驚かれることでしょう。
もうひとつの記憶器官とは「内臓」です。
内臓記憶を積極的に記憶法として提唱している学者や研究者は、私が色々な文献を調べている限り発見できておりません。
おそらく、学問的に実証されていないことを研究する学者は、異端児や気違い扱いされるからだと思います。
私は、学者ではないので科学的か非科学的か、常識的か非常識的かなどはどうでも良く、内臓記憶法を実用化することのみにここ数年尽力して来ました。
近年になって、ようやくシステム化に成功し、多くの方でもその驚異的な効果を実証できるようになりました。
臓器移植後に人格が転移する!?
皆さんがご存じの例をあげれば記憶転移でしょう。
これは、臓器移植に伴って提供者の記憶の一部が受給者に移る現象です。
こちらも科学的には証明されておりません。
しかし『臓器移植の結果、ドナーのすきなものや習慣、性癖、性格の一部、さらにはドナーの経験の断片が自分に移ったと感じている被移植者がいる。』
といった報告が数多く存在します。
これには以下のような仮説をたてる学者もいます。
◆アメリカ国立衛生研究所
マーサ・ナイト博士
記憶には、脳の内部にある「神経ペプチド」が重要な働きをしている。ただし最近の研究で、それが心臓などの、様々な臓器の神経細胞で作られていることが分かった。
従って、記憶は脳だけではなく、全身で保存されている可能性がある。
だからといって、ドナーの記憶が、移植された心臓の中の神経ペプチドによって引き継がれるという根拠は、今のところ見つかっていない。
◆カナダ ダルハウジー大学医学部教授
アンドリュー・アーマー博士
心臓は脳の支配によるものではなく、ICNシステム(心臓内固有神経系)という、心臓にあるネットワークによって動かされている。
これにより、脳から全く独立して、心臓の活動を調整している。
従って、このICNシステム(心臓内固有神経系)は、小さな脳であるといえる。
そして、このICNシステム(心臓内固有神経系)には、独自の記憶が保存されている。移植によって、このICNシステムといっしょに、記憶も移植される可能性は充分にありうる。
ただし、博士は、次のように言う。
『ICNシステム(心臓内固有神経系)が、脳と同じ機能を持つことは解明されていますが、ICNシステムと記憶の関係については、大部分が、仮説の段階にすぎません。今後、さらなる研究が必要です。』
このように、内臓が記憶をもつということはありえない話ではないのです。
実際に私の記憶法では皆さんが実感をしていることです。