現在、ネット界でイメージ記憶術の商材が売れているようです。
残念な事に、皆さんはイメージ記憶術の実態が全く分かっていないのです。
例えば、
『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
をイメージ記憶術で記憶してみると、
円高→十円硬貨が高く積みあがっているイメージ
内需関連企業→八百屋のおやじ(狭い商圏で商売をしているから)
株価を引き上げ→株券を持ち上げている
輸出型起業→トヨタ製自動車(輸出車が多い)
株価を引き下げ→株券を下に降ろす
(まず何よりも、この変換イメージの選定がとても難しいんです!!皆さん、こんな難しい作業を大量に行って頭がこんがらがることはないですか?私はこの作業が一番面倒くさく感じます。)
(イメージ結合を行うと、以下のようになります。)
『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』
以上のようなイメージを鮮明にイメージ化するのが、現在流行のイメージ結合法による記憶の仕方です。
このようにイメージ記憶した内容は、1週間くらいまでなら記憶しているかもしれないが、
1ヶ月経過しても
『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』
のイメージを想起して、
十円硬貨が高く積みあがっているイメージ  →円高
八百屋のおやじ              →内需関連企業
株券を持ち上げているイメージ       →株価を引き上げ
トヨタ製自動車              →輸出型起業
株券を下に降ろすイメージ         →株価を引き下げ
とイメージから元の正しい言葉に翻訳し復元させて
『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
の文章を正確に思い出すことが果たして出来るでしょうか?
『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』のような訳の分からないイメージが、
果たして思考材料として役に立つ知識になるでしょうか?
結局は、イメージ記憶を何度もリハーサルで復習し最終的には
『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
の文章を記憶しない限りは絶対に生きた知識にはならないのです。
では、最初から文字同士を結びつけて記憶することはできないのか?
実は、今から16年前、もう亡くなられてしまいましたがワタナベ式記憶術で有名な渡辺剛彰氏の上級記憶術講座を受講したことがありました。
受講後の休憩時間に私は渡辺先生にこう尋ねました。
(私)『私は、イメージ変換せずに、文字同志を直接結びつけて記憶することができます。先生は、文字同士を直接結び付けて記憶することはできますか?』
(渡辺)『物の格好は記憶できる。しかし、文字同志を直接結びつけて記憶することは、なかなか出来るものではありません。私は文字同志を直接結びつけて記憶することができないので、私は言葉をイメージに置き換えて記憶しています。ポスターに文字を書いて貼り付けるという覚え方をすることはありますが、これは変換イメージが浮かばない時の最後の手段です。
貴方の場合は、独自の記憶方法を開発して、思い出す時に文字がちゃんと出て来るところが素晴らしい。
そのような記憶法は世界中でも例がない。今後も更に頑張って研究して記憶術をより一層発展させてください。』
と、激励の言葉を頂きました。
つまり、記憶術世界一とも言われた記憶術の大家の渡辺先生でも、文字同士を直接結びつけて記憶することはできなかったようです。
また、私はイメージ記憶術で記憶したイメージは、論理性が欠けているので、リハーサルを繰り返さないで暫く放置しておくと、跡形もなく綺麗さっぱりと忘却の彼方に消えてしまうことを何度も経験しました。
つまり、非常に大事なことが記憶されているにも関わらず、論理的に結びついて記憶していないので、脳はこのイメージ記憶をゴミ同然に扱い、完全忘却させてしまうようです。
これでは学習した痕跡すら残らず、無意味なのではないかと考えておりました。
その事を渡辺先生に尋ねてみたところ、
(私)『先生は、記憶術で記憶したことはいつまで記憶しているのですか?』
(渡辺氏)『試験までは記憶しています。試験が終われば、パーと忘れます。記憶術での記憶作業は勉強ではないのです。勉強は別にしなければなりません。
私は司法試験に記憶術で訳がわからない内に合格したので、司法修習生の時に必死で勉強しました。試験に合格してから勉強すれば良いのです。』
このように、やはり私が懸念していたように、イメージ記憶された事は、そのままではパーと全部忘れて、無意味な記憶になってしまうようです。
渡辺剛彰氏の著書に『メモリーブック 何でも記憶する技術』の冒頭にも、
「試験に合格するだけが、勉強の目的ではありません。記憶術で記憶した事は、本を読み良く勉強したことでないと、単なる「記憶の為の記憶」となって、意味のないものになってしまいます。」
結局、イメージ記憶術で記憶したことは、イメージを媒介せずに言葉同志が結びついて完全に記憶されるまで何度もリハーサルしないと無意味な記憶になり下がってしまうのです。
このようにイメージ記憶術では、イメージ記憶を媒介して、言葉同志を間接的に結びつけて記憶する所に大きな欠陥があると思います。
このような欠陥が記憶術にある以上、やはり最初から言葉同士を直接的に結びつけて記憶する写真的記憶術の普及が急務と思われます。
最近、お客様の話を聞くと、イメージ記憶術に挫折した方が非常に多いことを実感としております。
芸術家タイプのようなイメージで思考することを得意とする方でないと、馬鹿げたイメージをどれほどたくさん作っても、そこからは、論理的な発想が浮かんでくるとは私には思えません。
35年間イメージ記憶術を研究してきて結論として言えることは、真の知識とは、思考する時に自由自在に言葉情報として使えるものでなくてはならない。
そのために必要なことは、やはり文字そのものが出てこないと、思考材料には成りえないということです。
言葉を想起させるためにイメージを媒介しては、想起が遅くなるし、言葉同士の繋がりが間接的になるので、論理的な知識には成りえないのです。
35年間の研究の結果言えることは、イメージ記憶術で覚えたことは、本当の意味での知力向上・思考力向上には結びつかないということです。
記憶に悩む方が多い中、このようなイメージ記憶術では救うことができない現状を鑑み、私が救わなければ他に誰ができるのかと思うと、強い使命感がコンコンと湧いてくるのです。

現在、ネット界でイメージ記憶術の商材が売れているようです。
残念な事に、皆さんはイメージ記憶術の実態が全く分かっていないのです。
例えば、『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
をイメージ記憶術で記憶してみると、
円高→十円硬貨が高く積みあがっているイメージ内需関連企業→八百屋のおやじ(狭い商圏で商売をしているから)株価を引き上げ→株券を持ち上げている輸出型起業→トヨタ製自動車(輸出車が多い)株価を引き下げ→株券を下に降ろす
(まず何よりも、この変換イメージの選定がとても難しいんです!!皆さん、こんな難しい作業を大量に行って頭がこんがらがることはないですか?私はこの作業が一番面倒くさく感じます。)
(イメージ結合を行うと、以下のようになります。)『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』
以上のようなイメージを鮮明にイメージ化するのが、現在流行のイメージ結合法による記憶の仕方です。
このようにイメージ記憶した内容は、1週間くらいまでなら記憶しているかもしれないが、
1ヶ月経過しても
『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』
のイメージを想起して、
十円硬貨が高く積みあがっているイメージ  →円高八百屋のおやじ              →内需関連企業株券を持ち上げているイメージ       →株価を引き上げトヨタ製自動車              →輸出型起業株券を下に降ろすイメージ         →株価を引き下げ
とイメージから元の正しい言葉に翻訳し復元させて
『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
の文章を正確に思い出すことが果たして出来るでしょうか?

『高く積みあがった十円硬貨の上に、八百屋のおやじが株券を持ち上げながら立っている。その持ち上げた株券の上にトヨタ製自動車が載っている。そのトヨタ自動車の中から株価を下に降ろした。』のような訳の分からないイメージが、
果たして思考材料として役に立つ知識になるでしょうか?

結局は、イメージ記憶を何度もリハーサルで復習し最終的には
『円高は内需関連企業の株価を引き上げ、輸出型起業の株価を引き下げる』
の文章を記憶しない限りは絶対に生きた知識にはならないのです。
では、最初から文字同士を結びつけて記憶することはできないのか?
実は、今から16年前、もう亡くなられてしまいましたがワタナベ式記憶術で有名な渡辺剛彰氏の上級記憶術講座を受講したことがありました。
受講後の休憩時間に私は渡辺先生にこう尋ねました。(私)『私は、イメージ変換せずに、文字同志を直接結びつけて記憶することができます。先生は、文字同士を直接結び付けて記憶することはできますか?』
(渡辺)『物の格好は記憶できる。しかし、文字同志を直接結びつけて記憶することは、なかなか出来るものではありません。私は文字同志を直接結びつけて記憶することができないので、私は言葉をイメージに置き換えて記憶しています。ポスターに文字を書いて貼り付けるという覚え方をすることはありますが、これは変換イメージが浮かばない時の最後の手段です。
貴方の場合は、独自の記憶方法を開発して、思い出す時に文字がちゃんと出て来るところが素晴らしい。
そのような記憶法は世界中でも例がない。今後も更に頑張って研究して記憶術をより一層発展させてください。』
と、激励の言葉を頂きました。
つまり、記憶術世界一とも言われた記憶術の大家の渡辺先生でも、文字同士を直接結びつけて記憶することはできなかったようです。
また、私はイメージ記憶術で記憶したイメージは、論理性が欠けているので、リハーサルを繰り返さないで暫く放置しておくと、跡形もなく綺麗さっぱりと忘却の彼方に消えてしまうことを何度も経験しました。
つまり、非常に大事なことが記憶されているにも関わらず、論理的に結びついて記憶していないので、脳はこのイメージ記憶をゴミ同然に扱い、完全忘却させてしまうようです。
これでは学習した痕跡すら残らず、無意味なのではないかと考えておりました。
その事を渡辺先生に尋ねてみたところ、
(私)『先生は、記憶術で記憶したことはいつまで記憶しているのですか?』(渡辺氏)『試験までは記憶しています。試験が終われば、パーと忘れます。記憶術での記憶作業は勉強ではないのです。勉強は別にしなければなりません。私は司法試験に記憶術で訳がわからない内に合格したので、司法修習生の時に必死で勉強しました。試験に合格してから勉強すれば良いのです。』
このように、やはり私が懸念していたように、イメージ記憶された事は、そのままではパーと全部忘れて、無意味な記憶になってしまうようです。
渡辺剛彰氏の著書に『メモリーブック 何でも記憶する技術』の冒頭にも、
「試験に合格するだけが、勉強の目的ではありません。記憶術で記憶した事は、本を読み良く勉強したことでないと、単なる「記憶の為の記憶」となって、意味のないものになってしまいます。」
結局、イメージ記憶術で記憶したことは、イメージを媒介せずに言葉同志が結びついて完全に記憶されるまで何度もリハーサルしないと無意味な記憶になり下がってしまうのです。
このようにイメージ記憶術では、イメージ記憶を媒介して、言葉同志を間接的に結びつけて記憶する所に大きな欠陥があると思います。
このような欠陥が記憶術にある以上、やはり最初から言葉同士を直接的に結びつけて記憶する写真的記憶術の普及が急務と思われます。
最近、お客様の話を聞くと、イメージ記憶術に挫折した方が非常に多いことを実感としております。
芸術家タイプのようなイメージで思考することを得意とする方でないと、馬鹿げたイメージをどれほどたくさん作っても、そこからは、論理的な発想が浮かんでくるとは私には思えません。
35年間イメージ記憶術を研究してきて結論として言えることは、真の知識とは、思考する時に自由自在に言葉情報として使えるものでなくてはならない。
そのために必要なことは、やはり文字そのものが出てこないと、思考材料には成りえないということです。
言葉を想起させるためにイメージを媒介しては、想起が遅くなるし、言葉同士の繋がりが間接的になるので、論理的な知識には成りえないのです。
35年間の研究の結果言えることは、イメージ記憶術で覚えたことは、本当の意味での知力向上・思考力向上には結びつかないということです。
記憶に悩む方が多い中、このようなイメージ記憶術では救うことができない現状を鑑み、私が救わなければ他に誰ができるのかと思うと、強い使命感がコンコンと湧いてくるのです。

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